第2期MOSTフェロー スナップショット・ギャラリー

特徴ある授業実践をおこなっている10名の大学教員で構成される「第2期MOSTフェロー」によるスナップショットです。MOSTフェローは、1年間かけて、対面・オンラインで継続的に交流しながら、自身の授業実践のスナップショットを作成しました。MOSTフェローの授業実践の成果は、第20回大学教育研究フォーラムの個人研究発表でも報告されました。(MOSTトップへ

 



スナップショット・ギャラリー

情報と社会

情報と社会
稲葉利江子先生(津田塾大学)

対象とした授業「情報と社会」は、教科「情報」の教職課程の必須科目であり、全学共通科目である。
文系、理系の学生が受講する通年科目であることから、「情報」と「社会」に関わる多くのトピックを取り上げ、大学生の基礎的な素養になるとと もに、情報技術が社会に影響を与えた光と影を考えさせることを目標にしている。
また、この分野のトピックは変化が激しいため、如何に同様の分野の教員と共有し、教材を改善していくのかという点を踏まえ、ポートフォリオの 記述等検討を行った。
→ 第20回大学教育研究フォーラム・発表スライド

医療系大学における情報リテラシー教育の改善

医療系大学における情報リテラシー教育の改善
坂田信裕先生(獨協医科大学)

本授業科目では、従来からのコンピューターリテラシーに関する授業内容だけでなく、情報リテラシー・医療情報リテラシーの内容を加え、学生生活や医療に接する段階で必要な知識や考え方を学ぶ機会とすることをキーポイントとした。この授業を進める上で、積極的にICT活用教育環境を活用した。
教員養成におけるアクティブラーニング型授業

教員養成におけるアクティブラーニング型授業
内村 浩先生(京都工芸繊維大学)

私が担当する教職専門科目「理科教育法」の受講生の多くは,自分がそれまでに受けてきた伝統的な授業の表象を根強く保持している。授業を変革するためには,まずもって,教師自身の学習についての表象(学習観・指導観)を変える必要がある。しかし,このことはなかなか容易ではない。状況主義心理学の学習論(分散認知,認知的徒弟制度,協同学習など)によれば,こうした「~観」を変容させるためには,協同的かつ体験的な学びを取り入れることが有効であると期待される。そこで,「理科教育法」で協同的に課題を遂行するアクティブ・ラーニング型授業を実践し,それによって学生の学習観や指導観がどのように変容したかについて調べた。
→ 第20回大学教育研究フォーラム・発表スライド

グループワーク概論

グループワーク概論
筒井洋一先生(京都精華大学)

この授業は、京都精華大学人文学部専門科目「グループワーク概論」です。受講生は2〜4年生対象の選択科目です。開講曜限は、前期火曜日5限(午後4時20分〜5時50分)の毎週開講です。 授業の目的は、ワークショップの手法を使いながら、自分、仲間、社会との間のコミュニケーションを円滑にすることで 対人コミュニケーションを改善することです。この授業は、専門的な知識を持った学生を対象にするのではなく、むしろ学習意欲が減退した学生が減退した学生や継続的な学習習慣のない学生がいかにして継続的学習をおこなうのかを目標にしている。
→ 第20回大学教育研究フォーラム・発表スライド

Go2013

Go2013
村上祐子先生(東北大学)

ARTS OF LOGIC THROUGH GO. Students are expected to learn translations among natural languages to formal languages. The game board of Go will be used to illustrate situations to be described in those languages.

Phrase Reading Worksheetを利用した英語授業の設計

Phrase Reading Worksheetを利用した英語授業の設計
神谷健一先生(大阪工業大学)

この取り組みではパブリックドメインの英文素材をPhrase Reading Worksheet形式に加工して大量に蓄積し、誰もが自由に使える教材アーカイブを構築していくことを目指します。2013年度の授業内容との連動はありませんが、授業で配布するプリントと同一のレイアウトの英文素材だけを差し替えたものを毎回の授業のペースと連動する形で作成していき、英文読解(特に直読直解)から英語の発信につなげて行く一連の流れをコースポートフォリオ上で再現することをねらいとします。
→ 第20回大学教育研究フォーラム・個人ブログ

教職・教養・教免講習におけるPBL型授業

教職・教養・教免講習におけるPBL型授業
天野一哉先生(星槎大学)

教育の諸問題は私たちが生きている今ここで起こっている現実であることから、書籍やネットなど閉じた媒体のみに学ぶのではなく、生身の人間、動いている世の中から発掘すべきである。そこで、授業では学生諸君と担当教員、ゲスト・スピーカーとの対話、そして教育現場へのフィールドワークから「教育とは何か」「問題点は何か」「いかに改革すべきか」などを考察する。

専門演習Ⅰ(3年生ゼミナール)

専門演習Ⅰ(3年生ゼミナール)
加藤恭子先生(高崎商科大学)

本講義は専門演習(いわゆるゼミ)一年目である3年生が履修する通年授業のコースです。経営(ビジネス)の概念や理論、方法を講義デザインに取り入れ、専門演習の講義内でキャリア教育も同時に行っていこうという目的のもと、一年間の奮闘を記録しました。
→ 第20回大学教育研究フォーラム・発表スライド

大学院大学短期集中講義(輪講)における「学修」の推進

大学院大学短期集中講義(輪講)における「学修」の推進
駒井章治先生(奈良先端科学技術大学院大学)

神経科学・脳科学を学びの「場」と設定し、教員がそれぞれの立場から脳の機能について論じる中で、院生自ら興味を持ち、学修できるきっかけと環境を提供することを目的とした。院生のみならず、教員間、教員-院生間のコミュニケーションを促す目的でWeb等のテクノロジーを活用し、クラス内外の学修を促した。院生としての学びのあり方を自ら見いだし、他者との対話、交流の中からチームワークによってより良いものが生まれる喜びが感じられるコースを目指した。大学院における短期集中型コースの利点を生かし、弱点の補強を行った。

鈴木は2011年度から、自らが所属する人文学部において「プロジェクト実習」と称するPBL授業を開講している。その目的は(1)学生の主体的取組により(2)チームで・丸1年をかけて一つのプロジェクトを貫徹することを通じて(3)受講生が自らの就業力を育成する場を提供する。(4)プロジェクト実習を本学PBL授業のいわばパイロット授業として安定させ、順次学内に普及させていく ことにある。以下、2013年度の実践を中心に記す。

第2期MOSTフェローの活動について

第2期MOSTフェローの活動について紹介します。

2013.3.15 第1回ミーティング(於:京都大学)

2013.8.27-28 第2回ミーティング(於:KKR大阪)

2014.3.18-19 第20回大学教育研究フォーラムでの個人研究発表

2013.3.19 第2期MOSTフェロー修了式

関連資料

2014年3月18日の大学教育研究フォーラムの中で「MOSTフェローシッププログラム」に関する小講演がおこなわれました。第2期MOSTフェローの活動についても紹介しています。当日の発表スライドのPDFは以下からダウンロードできます。

飯吉透・酒井博之(2014.3)「百倍返しの教育イノベーション-大学教育コモンズとMOST教員コミュニティの構築-」、第20回大学教育研究フォーラム小講演、京都大学

参考:発表スライド